1. ホーム
  2. 肩こりの改善方法
  3. ≫肩こりの原因は筋膜って本当?筋膜のシワを伸ばす方法を解説

肩こりの原因は筋膜って本当?筋膜のシワを伸ばす方法を解説

肩こり

「肩こりの原因は筋膜にある」と最近テレビでよく耳にする「筋膜(きんまく)」という言葉。初めて聞いた方の中には、ピンとこない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は身体の中で活躍する筋膜の働きと、肩こりとの関係についてご紹介します。筋膜のシワを伸ばす肩こり解消方法も解説しますので、「肩こりで悩んでいる方は」という人はぜひ試してみて下さい。

筋膜って身体のどの部分のこと?

筋膜の画像

上記の写真の薄い膜の部分が筋膜と呼ばれるものです(ちなみに鶏肉ですご安心下さい)。

筋膜は身体の一箇所に存在するのでは無く、骨や筋肉、内臓など身体の全ての器官と繋がっていています。その網目模様の膜が全身(内臓や各器官の中)に張りめぐらされているので、筋膜だけで人間の形として成立するほどです。そのため筋膜は「第2の骨格」とも言われています。

体の解析画像

筋膜と言うくらいだから「膜だろう」と思いがちですが、私達が筋膜と呼んでいるものは、網のように張りめぐらされた組織の間に細胞や繊維などが集結している状態のことで、見た目はクモの巣に近い感じです(人間の視力では薄い膜のようにしか見えません)。

線維がたくさん網目状になっていますが、網のすき間部分は空洞では無く、伸縮性に優れた成分や水分を多く含む体液(たんぱく質などのコラーゲン、タンパク質にくっつくヒアルロン酸やコンドロイチン)などで満たされています。

肩こりのしわを伸ばす方法

この筋膜の伸縮構造のおかげで私達は自由に身体を動かすことができ、飛んだり跳ねたりしても内臓や各器官があちこちに移動することなくバランスを保つことができるのです。

筋膜が肩こりの原因と言われる理由とは

筋膜は人間の身体のバランスを取るためには無くてはならないものなのですが、伸縮性が良いというメリットがある反面、一部分に強い力がかかると引っ張られた筋膜によって、身体の思わぬ部分に痛みが発生するデメリットも持ち合わせています。

引っ張る力

また、引っ張られたことで筋膜にシワができ、筋膜自体の層を厚く硬く変化させて懲りの原因にもなってしまいます。シワになることが肩こりの原因ならシワを伸ばして元の状態に戻そうというのが、筋膜のシワを伸ばす肩凝り解消法です。「筋膜リリース」「筋膜はがし」などの言い方でも紹介されています。

■筋膜が引っ張られる原因となるもの

  • 姿勢(長時間同じ姿勢になっている)
  • 利き腕ばかり使っている(左右の筋肉のバランスが悪くなる)
  • 骨盤が歪んでいる(骨格が歪む)
  • 過度な運動(筋肉疲労)
肩こりの時に、押さえると硬くて痛みを感じるピンポイントの部分がありますよね?今までは「固い、ここに凝りがある」と言って表現していましたが、「ここに筋膜のシワによって出来た硬い筋膜層がある」という表現の仕方が正しいです。

また、筋膜は水分を取り込むヒアルロン酸やコンドロイチンなどの成分が多く含まれる部分のため、加齢によってこれらの働きが悪くなると水分を十分に保てなくなることも、筋膜が硬くなる原因を増やすことになってしまいます。40代を過ぎて肩の不調を訴える人が多いのは、これも理由の1つです。

なお、この筋膜がシワのように寄ってしまう部分がこりの原因と考えられていて、シワが寄りやすい部分のことはトリガーポイントと呼ばれます。東洋医学で「ツボ」と呼ばれる箇所と8割くらい一致する部分です。

布のテクスチャ

トリガーポイントとツボに違いはあまり無く、違いをあげるとするなら「トリガーポイント」は西洋医学から「ツボ」は東洋医学から誕生したものという認識になります。トリガーポイントが注目を浴びるようになったのは最近で、エコーの進歩によって筋膜の層が厚くなっているのがはっきりと見えるようになってきたからです。

筋膜のシワを伸ばす前に骨盤の歪みを解消することが必要

お腹

筋膜にシワが出来る原因の中でもっともやっかいなのは、骨盤のゆがみです。上半身と下半身を繋ぐ骨盤がゆがむと背骨にも影響を与えて、姿勢も悪くなります。また骨格のバランスが悪くなり、筋膜の歪みを戻すストレッチを実践しても効果は薄くなっていまいます。

骨盤が歪んでいるか確認する2つの方法

■確認方法1
鏡を見てください。肩の位置は左右同じになっていますか?どちらかが下がっていれば骨盤が歪んでいる可能性があります。

■確認方法2
足を交互に組んでみましょう。組みずらい足があれば骨盤が歪んでいる可能性があります。骨盤が歪んでいると筋膜を四六時中引っぱり続けることになります。早めに対策を取ることが必要です。

骨盤の歪みを改善する簡単な2つの方法

腰を上げる運動

■改善方法1
枕は使わずに仰向けに寝ます。腰だけを持ち上げて10秒キープ、腰を下ろします。これを毎日10回、寝る前に行います。

■改善方法2
足を肩幅くらいに広げて、両手を腰に付けます。腰をクルクルとフラフープを回すように左右30回ずつ回します。空いている時間に毎日続けることで骨盤の歪みを改善することができます、またダイエットと便秘にも効果有りです。

骨盤の歪みを解消するだけで肩こりが改善するケースもあります、私自身は1カ月くらいで肩こりも楽になりました。肩こりの症状が楽になっても、筋膜の歪みを取ることは健康に年を重ねていく上で欠かせないことなので、筋膜のシワを伸ばすストレッチは毎日の日課に加えることをおすすめします。

筋膜のシワを伸ばす方法

肩こり

今までの肩こり対処法としては、痛い部分を押してほぐすというものが主流でしたが、懲りの原因が筋膜のシワなら、シワを伸ばすことがより効果的なので、筋膜のシワを伸ばすストレッチを実践方法を紹介します。肩の筋肉が伸びて気持ち良いと感じる程度の強さでやってみましょう。

■肩こりに効く 90秒で出来る筋膜のシワを伸ばすストレッチ
1.座ったまま、右腕を斜め下に向けてピンと伸ばします(脇の角度は45度くらい)。

2.左手を右肩にのせます。のせたら姿勢を真っ直ぐ正して、左耳を左の肩に付けるイメージで左に倒していきます。

3.顔の向きを変えて、鼻が左の肩に付くようなイメージで倒していきます。その姿勢で30秒キープします。

4.左右を変えて同じ動作を同じ秒数で行います。姿勢は真っ直ぐを保ったまま行うようにしましょう。

まとめ

肩こりの原因が筋膜だとわかったことで、多くの人のつらい症状に明るい兆しが見えてきましたが、長年をともにしてきた肩こりが、1回や2回のストレッチで解消するというのは無謀な話だと思いますので、今回紹介したストレッチをぜひ毎日続けてみてください。

肩こりに効果が表れるのは個人差もありますが、少なくても2週間以上は続けないと本当の意味での効果は期待できません。一度ストレッチをして筋膜が伸ばせても、日々の動きの中ですぐにまた筋膜にはシワが出てきてしまう可能性があります。継続は力なり、続けることは肩こりの症状改善には何よりも大切です。

【人気記事】腰痛対策におすすめのマットレスランキング

腰痛におすすめのマットレスランキング
腰痛対策におすすめのマットレス・敷き布団をランキング形式で紹介中!マットレスの選び方も解説していますので、少しでもご参考になれば嬉しいです。

腰痛対策におすすめのマットレスランキングはこちら
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.