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肩甲骨周りの筋肉が硬い人ほど腰痛になりやすい理由

肩甲骨のストレッチ

腰が痛いなぁと感じたときに、ほとんどの原因が腰や骨盤などの、臀部(腰回り)に原因があります。しかし、中には上半身の動きや柔軟性が問題になっているケースもあるんです。

もちろん、原因の多くは臀部にあることが多いのです。しかし、骨盤周りの筋肉をストレッチしたり、ほぐしたりすると、そのときは調子は良いけど、しばらくするとまた腰が痛くなるなんてことはありませんか?

そんなときには、一度上半身の肩甲骨の部分に注目してみる良いでしょう。

肩甲骨を含めた、肩関節は、かなり動きの多い関節です。そして、この部分が硬くなってくるとあまり動きのない関節である、腰痛(腰の部分)に負担をかけるように身体を動かしてしまいます。

そこで本記事では肩甲骨の腰痛との関連性や、それが原因となって起こる腰痛の改善方法について解説していきます。

肩甲骨は可動性の高い関節

肩甲骨がどこにあるのか?というのは、なんとなくみなさんご存知だと思います。以下の図で示す、腕と体幹部をつないでいる部分が肩甲骨です。

肩甲骨の場所

そのため、体の中でもかなり可動性の高い関節に部類されますので、当然ここの肩甲骨を含めた肩関節が硬く動かなくなると身体に対しての影響は多大なる負担になってきます。

肩甲骨の6種類の動き

膝関節や肘関節は、曲げたり伸ばしたりなどという、2種類の動きしかありません。しかし肩甲骨は、6種類も動きがあります。

■6種類の肩甲骨の動き
1.挙上…肩をすくめるような動き。肩甲骨が頭方に移動するように動作します。

2.下制…挙上させるのと逆の動き。首を長くするようにします。肩甲骨が尾方に動作します。

3.内転…肩甲骨を背中の後ろに寄せるような動き。脊柱に肩甲骨が近づけていくように動作します。

4.外転…肩を丸めるように前にすくめるような動き。脊柱から肩甲骨が遠ざかるように動作します。

5.上方回旋…肩甲骨の下角という、肩甲骨の下の尖ったところが脊柱から遠ざかるように動き。腕を上にあげるような動作します。

6.下方回旋…上方回旋の逆の動きで、脊柱に肩甲骨の下の尖ったところが近づくような動きになります。気を付けの状態から、腕を身体の中心にしめていくように動作します。

以上、6つの動きが肩甲骨の動作です。身体の中の関節でも、このように人間の運動面の全てに対して動く関節というのは、肩甲骨(肩関節)、股関節、足首、手首、この4つだけとなります。

腰痛でもっとも痛めやすい腰仙関節

では、肩甲骨が非常に可動性が多い、身体の中でも動きの多い関節だということなのですが、腰の部分はどうなのでしょうか?

腰の部分にある骨のことを脊柱と呼びます。脊柱は首から骨盤まで伸びている骨のことで、それらの中で首の部分を頚椎、胸の部分を胸椎、腰の部分が腰椎と呼びます。

脊柱の解説

上記の画像ですと、ちょうど右手で触っている部分から上が頚椎、左手で触っている部分から下が腰痛、そしてその間が胸椎です。そして、画像をご覧になって分かるように、頚椎・胸椎・腰椎はすべて脊柱という同じ骨なのですが、それぞれで動く範囲は異なります。

首は前後にも、左右にも回すような動きますが、腰椎と胸椎の動きはそんなに広くは動作せきません。さらに腰椎と胸椎を比べると、腰椎はもっと動きが狭くなることがわかします。

つまり腰椎は、身体の中でもかなり動きが少ない関節なんです。

そのように可動領域が小さい関節なので、少しでも大きな動きが出てしまうと、腰と仙骨をつないでいる腰仙関節に負担起こり、結果として腰にに強い痛みが出るのです。

腰椎を動かす=肩甲骨を動かす

腰を出す女性

さて、ここまでは腰と肩甲骨のそれぞれの動産について説明してきましたが、いよいよその関連性について解説をします。

私たちが小さい可動領域を腰椎を動かすためには、どうすれば良いのか?ですが、その答えが肩甲骨を動かすことなんです。肩甲骨がよく動くようになれば自然と、胸椎は動くようになります。

その理由についてですが、私達人間は身体をひねるときに、肘を後ろに引くという動作を必ず行います。一度、腰を回転させてみてください。必ず肘を引いているはずです。

これは厳密に言うと肩甲骨を「内転(脊柱に近づける)」させて、胸椎をひねるような動きをしています。

つまり、肩甲骨の内転という動作がやりづらくなると、イコール腰椎に負担がかかり腰が痛くなるというメカニズムなわけです。これが肩甲骨の動作が腰痛と関連性がある理由です。

そして、腰をスムーズに動かすためには、肩甲骨周りの筋肉がやわらく動くことが重要になるわけです。

ひねる動作の運動前は要注意

ゴルフのスイング

日常生活においても、物を取るときなどに体をひねる動作は必ず行います。そのときに、腰を痛めないためにも、朝起きた後などには、簡単に肩甲骨を動かしたり肩を回すような運動をしておいた方が良いです。

さらに、体をひねる動作が必要なスポーツに取り組む際には、さらに注意をしてストレッチをしなくてはいけません。私自身が経験した中でも、もっとも多いのは腰をひねることで痛めてしまう種目はゴルフです。

ゴルフは自重に加えてクラブの重さの分だけ、身体に対してひねる方向のストレスがかかります。

もし、肩甲骨の柔軟性がないと、ひねりのストレスがすべて腰仙関節にかかるので、スイングの前にはよく肩を回すなどして、入念にストレッチ運動を行うようにしましょう。

本記事のまとめ

腰痛の原因はたくさんありますが、今回お伝えしたように腰とは関連のない、肩甲骨が原因のケースもあります。

もし、腰のストレッチやマッサージをしても、全く改善しない場合には、肩甲骨の動きはどうかな?と注目してみてください。

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