人生で2度のぎっくり腰の体験談@運動不足は危険です
私は31歳の男性、会社員です。私の腰痛経験は過去に2回あり、どちらもしょうもないことが原因でぎっくり腰になりました。その体験談をこちらではご紹介します。
最初はなんと高校時代。私は昔から運動嫌いで、学校から帰宅してもゲームばかりの引き込もり生活でした。中学のころは運動部に所属していたものの、そんな性格なのですっかり身体は鈍っていたのです。
ある日、学校から帰り、いつも通りゲームをしようと思ったのですが、ふと思い立って、押し入れの中にしまっていた古いゲームをやりたくなりました。
重たいダンボールに手をかけて瞬間腰に激痛が
新しいものばかりプレイしていると、たまに古いものに触れてみたくなる感覚。みなさんにもありませんか? とにかくそんな気持ちになり、押し入れに入っていた大きめのダンボールに手をかけたのです。
一抱えもあるダンボールで、大量のゲームが入ってることもあり、それなりに重さがありました。しかし私は若さの勢いに任せて、それを押し入れから一気に引き出したのです。
その瞬間、腰にかかる負担、ほとばしる痛み、脳にまで響く激痛。私は情けない声を上げてダンボールを取りこぼし、その場にへたりこんでしまいました。
ほどなくして、仕事から帰ってきた母は、ダンボールの上で伸びている私を見て、とうとうゲームのしすぎておかしくなったのかと思ったそうです。
すぐさま病院に行きましたが、案の定ぎっくり腰との診断。コルセットを付けて、なんとか歩くことはできました。
生活に支障は出ませんでしたが、学校でなんと説明すればいいのか、そのときは恥ずかしくていっそ休んでしまおうかと真剣に考えてしまったくらいです。
まさかこの歳でぎっくり腰なんて…。それから、多少は運動しようと気をつけるようにしました。
2回めのぎっくり腰は職場の引越し中に起こった
2度目は数年前のこと。仕事場でちょっとした引越しがあり、デスクなどを運ぶ作業がありました。非常に重いデスクだったので、過去の記憶を思い起こし、慎重に運んでいました。そのかいもあり、腰は疲れましたが、引越し自体は特に問題なく終わりました。
翌日、今度は大量の雑誌をレンタカーに積み込み、指定された店舗に運ぶ作業がありました。月一で行っている作業で、とっくに慣れていたものです。しかしこの時、私は先日の引越し作業で腰の疲労が残っていたことを失念していたのです。
作業中、徐々に痛みが出てくる腰。これはもしかしてヤバイかも? そんなことを思いつつも、なんとか配送作業を終えました。そして事務所へ帰り、さて帰宅だと机から立ち上がった瞬間、私の腰は限界を迎えました。
忘れかけていた高校時代と同じ痛みが私の腰を襲い、私は言葉もなく、今度は机の上に突っ伏してしまいました。同僚や先輩は、何事かとしばらく怪訝な目で見ていたそうです。
この時の腰痛は2週間ほど続き、その間、私は朝ベッドから起きるのにもたっぷり30分かけるほどの痛みに苦しめられました。一度ぎっくり腰になると再発しやすいと聞きますが、この時はさすがに深く反省して、今度こそしっかり腰のケア、ひいては運動もちゃんとしておくべきだと痛感しました。
みなさんも、運動不足にはくれぐれも気をつけましょう。ぎっくり腰になってからでは、後悔先に立たずですよ!